Free&Easy1998年 12月号

新USED主義

2004年 6月28日 UP



2号目です。
12月号、世間はクリスマスへ向けて真っ盛りなのに、
「湘南で犬と暮らしたい」なんて特集をしております。








全く季節を無視した写真が使われております!!




 DEAR READERS



 「映画の主人公のようなアメカジスタイルを、いい年こいたオッサンが着ていてもいいのか?」と言うことを、

 マッスルがアメリカ通の著名なカメラマンに聞いたエピソードが書かれている。

 そして、「この時私は40歳になって初めて
   自分のスタイルに本当の意味で自信が持てた」
と語っている。
































 ……何を今更!!!






 と思ったのであるが、

 このように時々内省し、自己に対して疑問をもつことが、
 マッスルのセンスを研ぎ澄ましていったのではないかと思う。





 F&Eコラムではおすぎが書いてます。



























 廻れプロペラ 

 FJ好きには、おもしろい内容ではないでしょうか??
 しかしミリタリーマニアもここまで行くとすがすがしいですね。
 私は自分の本当にやりたかった事を途中で投げ出してしまった人間なので、
 こういう生き方には、敬意を感じずにはいられません。



 趣味に仕事にしているって言うと、
 「毎日好きなことでお金が食べれていいですね」って言うのが、
 浅はかな見解の代表ですが、

 それでメシを食うための技術をに身につける為には
 「嫌いになる位、付き合わなければなりません」
 3年間毎日、焼肉だけを食いつづけると言う事を想像してみてください。

 また多くの場合は、フリーでやる事になるとも思いますが、
 責任が全部自分にかかってくるって言うのは、かなりのストレスです。

 ネットオークションなどの、かなり間接的なビジネスにおいても、
 相手の人間性に唖然とさせられる事ありますから。
 生活もかかっている状態での、相手先とのコミュニケーションは想像を絶する過負荷だと思います。

 ですので、それに身をささげている人間に対しては、軽い嫉妬と憧憬を感じずにはおれないのです。

 結局、私は、サラリーマンで、余暇に趣味を楽しむって言う生き方でいいなあって思いました。
 そのかし、思いっきり、趣味として楽しんでやろう、
 他人から見ればアホな事にでもお金をつかおうって言う感じですね。
 (とはいっても限界がありますから、それなりに妥協していると言うのが現実ですが)






















 バイクに車、あらゆる物のマニアが出てきます。
 私もたぶん、世間的に見ればマニアと呼ばれる人種だと思いますが、
それとは格が違います。



















 マッスルご推薦のブルックスのライダース。
 デザイン的にはBUCO J−100とほぼ同じ。
 古着屋でも2万円代で見る事が多いので、
初革モノとか行ってみたい人はいいのではないでしょうか?

 中途半端なブランド物の5万くらいの商品はあとあと嫌になること多いですが、
OLDの場合は、それ程でもないんですよねえ。




















 さてさて、やっぱりFree&Easyはすごいなあと思うのが、こういうファッション特集ですね。
 先見があると言うか、今の相場と比べてみると面白いと思いますよ。

 ヴィンテージバブルははじけたと言いますが、

 ここに掲載されている商品は、ほとんど値上がりしてます。

 とはいっても、普通に買える値段で、けして手の届かないモノではないですけどね。




 マッスルは車に2億もかけてきた、ブルジョジーな人だけど、
 5000円くらいのアウターも、よく着ているわけで、
 しかもそれを格好よく着こなしている。

 こういう部分が、私が彼に惹かれる一番大きな理由かもしれません。



 メンズ、ノンノとか読んでても「ええっ、このシャツが5万??」 とか思う事多いけれど
 (まあ、Free&Easyを読んでもそう感じる所がある人もいるのかも知れんが)
 割とリーズナブルにできるオシャレ、
 下手すればユニクロよりも安く仕上げるオシャレの見本も乗っていたりする。





 ちなみに、50年後には、ユニクロもJCペニーのようになっていると言う可能性もあったりするんだよなあ……。










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