バズリクソンA−2 
フライングタイガース カスタム

中篇


2004年 7月6日 UP






 さて、いきなりドカーンとパッチカスタム終了図です。
 パッチは革に熱転写で印刷した物で、
 全部で3000円くらいです。
 それをお直しやさんでつけてもらった手数料が、4600円位です。
 総額約8000円のカスタムです!!

 飽きて来た服に、また新しい愛情を呼び起こさせるには、
 なかなかに安い値段なのではないでしょうか?
 









 安いパッチだけあり、つける前は少々不安でしたが、
縫い糸が入ると、全体的に締まり、なかなか迫力が出てきます。

 しかし、やはり、専門にやっているカスタムショップと違い、
お直し屋さんでは細かい縫い目などに、
縫い糸のズレゆがみなど粗い部分がありますね。


 CBI章は、わざとAAFの端っこが見えるようにつけました。
 元陸軍航空隊のパイロットが、
 事情ではるばる遠方の国まで流れてきたという
 ヒストリーを表現したかったから。
 今は、金で人の命を奪う仕事をしているが、
 かつては、祖国のために命を守る為に闘っていた誇りも、
 時々頭をもたげてきて、
 アンビバレンツな状態に苦しんでいる、
 とか、心のコスプレを楽しむ為にこういったデティールは、
 重要な要素なのです。


 





 CBI章やインシグニアにしても、トリム加工した物を付けると言う事も考えたんですが、
 祖国を追われるなどして集まった傭兵が現地で付けたって言う雰囲気を出す為には
 このままの方がいいって判断しました。

 実は、更にもう一つ、
 ヘルズエンジェルス所属のフライングタイガースカスタムをする予定なので、
 そっちは将校クラスが着ていたものにしようと思ってまして、
 少し豪華な感じにする予定なんです。
 それはトリム加工モノにしようと思ってます。






トリム加工って言うのは、
まあ、額に絵を入れるような物だと思ってください。
パッチを革で囲うだけなんとなく高級感が出ます。






 フライングタイガースは、みんなの心をくすぐるカスタムなのか、

 ネット上にも、多くのオーナーさんがいらっしゃいます。



 ジーンズネット界の元祖リアルジーンズさんのコレクションのAN-6552 - FLYING TIGERS -にも、
 カッコいいカスタムがあります。

 RJさんはA−2ではなくて、 AN-6552にセルフペイントされてます。
 こういう荒っぽいのも、風格があっていいですね。削れてきた時が、しぶそうです。

 フライングタイガースのオーナーの蒋介石は、海軍航空隊より兵士の航空衣料を調達した為、
 実際にはフライングタイガースはA−2よりM-422Aの着用者が多かったみたいです。
 

 あとは、こだわりクロージング倶楽部のこだわり野郎共ミュージアムと言うコンテンツの「たけ@ボンさんのコレクション」に、
 キャビンA−2さんでカスタムされた画像が載ってます。
 なかなかに渋いです。






一応このバズFTSは、自分でバックペイントもしてみようっかなあって思ってます。
まあ、しばらく先でしょうけどね。


では後編は、クビを長くしてお待ちくださるようお願いします。














PS







 最近手に入れたFJ系のムック本です。
 後ろの2冊の洋書は高かったです。

フライングタイガースの画像も多数掲載されてました。
フライングタイガーつて言ってもイロイロあって面白いです。





漢字のペイントは、あわせようによっては結構オシャレに見えるかも……










コレくらいコッテリとしたパッチもカッコいいと思う。
だけど、カスタムショップに製作を頼んだら、3万近くは取られそう。


FJって、追求すれば、ライダースよりお金出て行くような気がします。
ライダースはバイクに乗るユニフォームとしてもきちんと存在しているので、
オーダー&カスタム人口も多いせいか、比較的良心的な気がします。

FJにおけるバックペイントって、ライダースで言えばスタッズカスタムに相当するのかな?
アレも高い所だと10万位取られるみたいだから、
この道の業は……計り知れない物がありますね。













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