バズリクソン A−2
2004年 6月27日 UP
東洋エンタープライズのバズリクソンラインのA−2です。 確か値段は88000円だったか98000円だったと思う。 「ええっ、この色もデザインもオッサン臭いジャンパーが、約10万円なの?!」 それが常識ある方々の、ごく普通の反応ではないでしょうか? ところが、中には、「へえ、思ったより安いんだあ。今度、試しに1着行ってみようかなあ」と思う人種もいます。 なぜなら素人目にはほとんど差がないMcCOY A−2は16万もするからです。約2倍。 私は両方着てみた感じでは、革はMcCOYの方がわずかに上、 リブや細かいパーツなどは大きくMcCOYリードと言う感じでした。 McCOYって、細かいパーツ作りが本当にうまいって感じる事多いです。 B−3の襟ボアやサイドのベルトとか、すごくいい雰囲気ですし。 ……ですが、 正直その差は金額にすると、 3万円分くらいで解決できそうな感じがするんで、 バズからMcCOYと同クオリティのA−2を出したとしても128000円くらいで出せるだろ、 っていう気もするんですよねえ。 |
さてさて、とにかくそんな感じでMcCOY野郎からは「二軍」「廉価版」と蔑まれる事もあるバズリクソンA−2。
結構高い値段するわりには、 みんながそう言う物なので、 かなり気に入っていたにもかかわらず、 なんとなくありがたみも薄れて、ズサンに扱いがちになってきちゃいます。 そう言う訳で、ある昼下がりの放課後、 何を血迷ったか私は、 大脱走のヴァージル・ヒルツのネームのパッチカスタムしてたんです。 大脱走でヒルツが着ているのは、シールブラウンですし、 肩には手書きの階級章があったりするのに、 そういうのを全部無視した、適当カスタム!! 愛情のヒトカケラもなかったカスタムですが、 しばらくは新鮮な気持ちで、喜んで着ていたように思います。 ……が、やはり、こういう中途半端なことすると、 嫌になって来る物で、他のに変えたくなってきちゃいました。 ![]() えいいっと、引っぺがしました!! さらば、ヒルツ君、君の事は忘れないよ。 |
さて、どうしましょうか??
そんな時目に飛び込んできたのがFree&EasyのNO63、
アビオンズの奥山さんの持っている実物A−2。
フライングタイガーモデルです。
CBIに参加したAVG(義勇軍)の方が多く用いたモデル。
AVGは、中華民国の蒋介石に雇われた傭兵部隊であり正規軍では有りません。
様様な過去を持つ男達が、明日の知れない場所にあつまり、
死と隣り合わせの中で戦う!!
普段はモヤシのように、「君子危うき近寄らず」をモットーに生きている私ですが、
人は自分にない物を求めるようで、
こういう、バックグラウンドには痺れちゃうんですよねえ……
ほら、アレを思い出しますし。
革ジャン界では、飛行機に乗ってないのにFJ着てても後ろ指差されることはないのですが、
バイクに乗らないでライダースJKTを着ていると、
コスプレ野郎と、
おなじくライダースJKTに身を包んでいる方からイジメを受ける傾向があります。
ですが、私にとってはFJの方がコスプレなんですよねえ。
コイツもAVGにパイロットとして参加している自分とかをイメージしながら、カスタム考えましたよ。
まずカスタムの方法論としては3段階くらいあると思います。 「セルフカスタム」 パッチから自分で作り、縫いつけも自分でする。 慣れてくれば、中堅どころの店に頼むよりも、 かなりハイスペックなモノができます 腕が上がれば、細かい点までも理想どおりに出来ます。 が、「ナルシシズム飽き」する可能性もありです。 自分の作った歌に聞き惚れるミュージシャンが少ないように、 あまりにも自分のセンス通りだと、 底が知れるって言うか、イヤケさす事多いんですよ。 だから、私はセルフカスタムする時は、なるべく他人の意見を聞くようにしてますね。 近親婚を繰り返すと奇形が産まれやすかったりするので、 旅人に女を抱かせて別の血を入れたりするような感じかなあ。 「セルフプロデユースカスタム」 パッチなどは購入。縫いつけなどはお直し屋さんに頼む。 そこそこリーズナブルに出来ます。 セルフカスタムと違って、失敗する可能性は少ないですし、 人のセンスが少し入っているため、飽きる事も少ないです。 ただ、細かい点は、むしろ自分がやった方がうまく行くだろうと言うような荒いモノも多いようです。 「カスタムショップに頼む」 有名どころでは以下のような所があります。 ウォー アート カラーズ 素晴らしい腕を持ったカスタムワークショップ。 カスタム キング 元McCOYの草野さんのやっているカスタムショップ。 キャビンA−2 カスタムキングやウォー・アート・カラーズの半額位の予算で出来る!! しかし、この中で一番安いキャビンさんでも、 そこそこの値段します。 バックペイントなしのフライングタイガーを作ろうとしますと 胸のスコードロンパッチで15000円。 14AF章(右肩のトラの丸い空軍章)で、8000円、左肩CBI章で8000円かかります。 それプラス縫い付け代もかかるので、35000円前後見ておいた方がいいでしょう。 中堅ショップさんの中では、キャビンさんは比較的良心的だと思います。 さてさて、ウォーアートさんは現在、値段の表記はありませんが、 昔あった頃はカスタムキングさんと同じ位だったと思います。 カスタムキングの場合、料金が別コーナーに書いてあるので、 計算するのは少々面倒くさいのですが、(なんか寿司屋の時価を彷彿させるような……) 胸のトラスコードロンが¥24,675円。右肩の14AF章が27,300、 左肩のCBI 章が22,050、 で取り付け料金が、1箇所2,625円かかるらしいです。 合計料金はバックペイントなしで8万くらいになります。 (大体の感じでやってるんで、誤差あるかもです。 間違ってても、私には責任ないので文句言わないでね) ちょっと高いです。 こういう事を書くと「そういう奴はMcCOY野郎として失格」とか 「コストパフォーマンスとか考えるならエドウィン買ってろよ」 とか論旨を履き違えた発言をする人がいますが、 まあ、そういう切符のいい人はおだててあげると、 奢ってくれたりする物なので、仲良くしておきましょう。 |
私は結局「セルフ プロデユースカスタム」をする事にしました。
実はこのテキストは三部構成なのです。
では、中編に続きます
PS
さてさて、6月26日に、バズ カスタム上がっているので、
近日中にはアップします。
本当は6月26日にこのテキストをアップして、
27日にカスタムを載せたかったんだけど、
26日はいろいろあったんですよ。
「K−1ジャパン」 ジャパンGPは、まあ……いいです。 「セフォー VS サップ」 は泣きながら向かってくるイジメラレッコを、 ガキ大将がさばいているようにしか見えなかった。 プロの格闘家の試合なのに、 試合内容ではなくて「その試合のバックグラウンド」を評価してもしょうがないのでは……?? アンディ・フグのような、魂を揺さぶる男気を見せてくれれば、 負けても評価できるけどねえ…… 例えば、新生McCOYが新しいカスタムA−2を出して 「草野さんが腱鞘炎で、バックペイントの絵、線がヨレヨレになってしまいました。 でも本当に彼は頑張っていたんです」 「ええ、私は、このヘロヘロの線や、はみ出した色具合に、 当時のリアリズム……そして草野氏のハートを感じますね」 「はい。ある意味では小学4年生よりも酷い絵なんですけど、 そこがいいんですよね」 とかいって誉めてるようなもんだ。 |
「ハリー・ポッター 3」 あれじゃあ、見ている子供たちは、全く意味わからなかったのではないだろうか?? ハリーがシリウスになぜ心を許していくのと、全然わからない。 ハリーにとって父親代わりと言う意味では、 ルーピン先生とシリウス・ブラックって、 同じような位置に属するキャラだし、 同じような役割の新キャラが入り乱れて、 なんか感情を置いてきぼりにされて物語だけが展開していく。 原作を思い出しながらなので、なんとか理解は出来たけど、 3をそのまま映画にしようと思ったら、4時間はないと難しいと思う。 でも次回から、小説の量は二倍になるし……どうなっちゃうんだろう?? あと、ハーマイオニー役はなんか普通の女のコになっちゃった。1にあったオーラがないよ。 でも一番の問題は、あの子達が大人になっていく仮定で、 役者として、人間として成長していけるかっていう事だと思う。 マコレー・カルキンの二の舞にならなければいいけど…… 「ハリー、幼女絞殺!!」 「あの、ロン・ウィズリーはヤクチュウだった!!!」 「ハーマイオニー、盗撮プレイビデオ、 ネットに流出!! お相手はスネイプ先生!!」 とかになったら、オレ的には面白いけど、 世界中の子供達の夢をブチ壊す事になるので、 周りの人達は、しっかりと教育してあげてくれ!! |